【マリオ64 RTA】SL 100枚赤コインのリカバリまとめ
スノーマンズランドのコウラにのってあかコイン+100枚コインでは、池の下の赤コイン2枚を甲羅で取るパートがあります。
ガマグチクンにぶつかり甲羅を壊してしまった場合、この2枚をどのように回収すれば良いのでしょうか。
――こんな疑問に対する答え(リカバリ)を調査しましたので、今回はそれを紹介します。
調査したリカバリ方法は4種類
調査では、ぱっと思いついた4種類のリカバリを作成してみました。
前提として、池のフワフワさんを回収するルートを使っています。(つまり、池のフワフワさんをカットするルートではないということです。)
4種類のリカバリを速い順に並べたのが以下となります。
※赤コインスターを使わないリカバリもあるので、他スターのタイムも加算して順位を付けています。
※他スターのタイムは、ultimate sheetの人間ベスト記録から取ってきています。
※処理落ちは含めていません。
- 100枚+赤 慣性スライディングリカバリ 118.83秒
計算式: 100.73 + 5.56 + 12.53 = 118.83
ミス無しと比べて10秒程度遅い - 100枚+赤 スライディングリカバリ 121.23秒
計算式: 103.13 + 5.56 + 12.53 = 121.23
ミス無しと比べて12秒程度遅い - 100枚+どんけつ&赤単体 141.86秒
計算式: 105.46 + 5.56 + 30.83 = 141.86
ミス無しと比べて32秒程度遅い - 100枚+オブジェ&赤単体 145.83秒
計算式: 102.46 + 12.53 + 30.83 = 145.83
ミス無しと比べて36秒程度遅い
以降のセクションで、私の考察を踏まえながら紹介します。
基準となるのは『100枚+赤 スライディングリカバリ』
最初に、オーソドックスなリカバリである『100枚+赤 スライディングリカバリ』を紹介します。
池の下の赤コイン(以下の画像)は、甲羅に乗って取ることが前提となっています。
しかし、甲羅を使わずとも、スライディングを使えば、体力ぎりぎり(残り1)で回収できてしまうのです。これを利用したのがこのリカバリです。
コインの回収順は以下の動画をご覧ください。スライディングのパートのみ、手順を紹介します。
(1) フワフワさん+赤コインを回収した後、池へ進む。
(2) 池の手前ぎりぎりまで来たら、真上にスライディング。
(3) 2バウンド目より少し前に、スティックを真下に倒す。
(4) 赤コインスターのアニメーション中に、スティックを右下くぼみに倒す。(アニメーション後にカメラが変わります。)
(5) 右下くぼみを維持すると、上の足場に乗れる。
今回は、池の赤コインが8枚目となるため、スティックを真下から右下に変えています。
8枚目にならない場合(スターのアニメーションが無い場合)は、スティック真下のままでリカバリ可能です。
安全にいきたいなら『100枚+どんけつ&赤単体』がオススメ
前のセクションにて、オーソドックスなリカバリでは、体力ぎりぎりで赤コインを回収するのが分かったと思います。
体力ぎりぎりということは、少しでも手元がくるったら死ぬことになります。一発勝負の場であれば、リスクが高く感じますよね。
そう感じる方にオススメするのは『100枚+どんけつ&赤単体』です。
このリカバリは、オーソドックスなリカバリと比べ、20秒ほど遅い分、リカバリに失敗して大幅ロスになることはありません。
コインの回収順は以下の動画をご覧ください。普段と違うパートのみ紹介します。
■ガマグチクンを回収した後、近くにいるスローマン(雪だるま)を回収すること
■100枚スターを回収した後、ドンケツを倒しにいくこと
一応『100枚+オブジェ&赤単体』の組合せもあるが……
100枚+赤コイン以外のリカバリの組合せに『100枚+オブジェ&赤単体』もあります。
ただ、このリカバリは、『100枚+どんけつ&赤単体』と比べ4秒ほど遅く、難易度は変わりません。
なので、『100枚+どんけつ&赤単体』を覚えたほうが良いでしょう。
一応、参考用に作成した動画を以下に貼ります。
究極のリカバリ『100枚+赤 慣性スライディングリカバリ』
ちょうど良い機会だったので、実用性を考慮しない究極のリカバリを考えてみました。
“究極"とはいうものの、オーソドックスなリカバリと比べ、2.4秒程度しか速くなりません。
実用的ではないので、参考程度に見てください。
(1) ガマグチクンを回収した後、坂に向かう。
(2) 幅跳び+ジャンプダイブで坂を滑る。
(3) 復帰後にスライディングで赤コイン2枚を回収。
以降は普段と同じです。
むすび
今回は、SL100赤における『ガマグチクンにぶつかり甲羅を壊してしまった場合のリカバリ』を紹介しました。
私的結論は以下の通りです。
- 多少リスクを負ってでもロスを緩和したいなら『100枚+赤 スライディングリカバリ』
- リスクほぼ無し&致命的なロス(1分以上のロス)を回避したいなら『100枚+どんけつ&赤単体』
100枚+赤以外のリカバリの組合せを採用する場合、赤単体のルートも覚えておかなければなりません。
その点も考慮して、練習してみてください。