【マリオ64 RTA】BBH入場における最適な高さを解説

解説テレサのホラーハウス

テレサのホラーハウスの入場は、地面からではなく、小さいかごの上から入場判定に触れるとタイム短縮できます。

マリオ64プレイヤーの中には、『かごよりどれだけ高い場所で入場判定に触れると最速になるのか』気になっている方もいると思います。今回はこれを解説します。

関連ページ:『テレサのホラーハウス扉~テレサのホラーハウスin』『テレサのホラーハウス入り直し

最速タイムが出る高さは『276~300』

地面の高さを0とした場合、かご下の地面よりも276~300高い位置で入場判定に触れると、最速タイムを出すことができます。

  • 単位はユニットです。
  • 276~300の間であれば、どの高さでも最速タイムになります。
  • 入場判定に触れたのを0フレーム目として、1.26秒IGTで初明転になるのが最速タイムです。

この高さを可視化したのが以下の画像です。コイン下部の高さが276になります。

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この高さに対し、マリオが停止している状態からの各アクションの高さは以下となります。先に結論を述べると、『ニュートラル一段キック』を使うと最善の高さになります

※『ニュートラル』とは、スティックを何も倒していない状態を指します。少しでも倒してしまうと最大の高さが変わるので、注意してください。

※各画像の左上の数値はY座標です。ここの地面のY座標は『-204』なので、左上の数値に204を足したのが高さになります。

 

ニュートラル一段ジャンプ: 最大の高さ242

最大の高さでも、最速タイムの範囲(276~300)に入りません。つまり、最速タイムを出すことはできません。

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ニュートラル一段キック(JK): 最大の高さ302

最大の高さは最速タイムの範囲(276~300)を超えていますが、この高さを出すには、一段ジャンプの最高点でキックを出さなければなりません(猶予1フレーム)。

なので、実際のところは、キックの最大の高さで300となる場合が多いです。

また、キック上昇の途中から下降の途中までの間は276~300の値を右往左往するため、この間に入場判定に触れれば、最速タイムを出すことができます。(つまり、最速タイムを出せる猶予フレーム数が多いということです。)

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ニュートラル一段ヒップ: 最大の高さ352

最大の高さが最速タイムの範囲(276~300)を超えています。そのため、一段ジャンプの上昇中にヒップを出さないと、最速タイムを出すことができません。

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オススメのやり方: ニュートラルJK法

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(1) かごを出現させた後、かご付近で停止。

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(2) かごの2バウンド目開始あたりで、スティックニュートラルからのジャンプ。(おおよそのタイミングでOK)

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(3) 入場判定が出る少し前のタイミングでキック。(おおよそのタイミングでOK、途中でキックが判定に打ち消されるぐらいがベスト)

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参考タイム(上記gif): 4.80秒初判定、6.06秒初明転

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ニュートラルJK法でタイムが安定しない場合

ニュートラルで一段ジャンプだけにすると、最速タイム+2フレーム(+0.06秒)で安定します。

※最大の高さ(242)で入場判定を触れなかったとしても、それなりの高さで触れていれば、最速タイム+2フレームになります。

この場合もやり方は同じく、かごの2バウンド目開始あたりでニュートラルから一段ジャンプをするだけです。(つまり、先のセクションの手順でキックを入れないだけです)

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参考タイム(上記gif): 4.80秒初判定、6.13秒初明転

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むすび

余談になりますが、『最速で入場』と『地面からの入場』だと、0.2秒の差が出ます。

今回の内容を知らない場合、ジャンプが大きすぎて入場判定に触れるまでにロスすることが多く、120枚RTAであれば『0.x秒 × 6入場』分の差が出ると思われます。

ノーリスクで簡単にできるタイム短縮ポイントだと思うので、『ニュートラルJK法』もしくは『ニュートラルジャンプ法』の導入をオススメします。