【マリオ64 RTA】JPv1.0とUSの15枚ミップの速さを比較してみた
スーパーマリオ64では、スターを一定枚数集めると地下に『ミップ(ウサギ)』が出現し、捕まえるとスターをもらうことができます。
出現するミップは2匹いて、出現条件はそれぞれ以下となっています。
- スター15枚以上
- スター50枚以上
このうちの前者のミップ(通称"15枚ミップ")は、日本語初期版(JPv1.0)とUS版で移動の速さが違うのです。実際にどれぐらい速さが違うのかを比較してみました。
※50枚ミップはバージョン問わず速さは同じです。
日本語初期版(JPv1.0) vs US版
全く同じ入力でミップを追いかけてみました。
マリオが扉前にたどり着いた段階で、
- JPv1.0では、ミップが曲がり始めている
- USでは、ミップがまだ曲がっていない
のが分かると思います。つまり、JPv1.0の15枚ミップのほうが速いことが分かります。
「差がよく分からん!」という方のために、動画を重ね合わせたものを作りました。
マリオが扉前にたどり着いた段階のフレームが以下となります。これを見れば、どんな人でも差があることが分かるはずです。
補足: 具体的にどれぐらいの速度?
RTAをやる上では、ミップの速度値まで覚えなくて良いのですが、気になる方がいるかもしれないのでまとめました。
それぞれの15枚ミップの速度とマリオの速度は以下です。
- JPv1.0: 平地での速度が『40.050』
- US: 平地での速度が『35.600』
- 平地で走るマリオの速度が『31~32』
どちらのミップもマリオよりは速いので、コーナリングを攻めないと追い付くことができないのが分かります。
ちなみに、ミップは斜面を走る時だけほんの少し速くなります。
むすび
今回の比較を見て、バージョンによってミップの速さが大きく違うことが分かったと思います。
ミップを練習する時は、『どのバージョンを使っているか』も意識するようにしてくださいね。